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使徒行伝27章34-36節

  • 執筆者の写真: Pastor
    Pastor
  • 2024年5月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年10月9日

だから、いま食事を取ることをお勧めする。それが、あなたがたを救うことになるのだから。たしかに髪の毛ひとすじでも、あなたがたの頭から失われることはないであろう」。彼はこう言って、パンを取り、みんなの前で神に感謝し、それをさいて食べはじめた。そこで、みんなの者も元気づいて食事をした。


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パウロは地中海の船による航行には少なからず経験があったが、専門家ではなかった。しかし、パウロは「必ず全員助かるのだ」と確信に満ちて語った。それは神からの啓示、その信仰によるものであった。


嵐が続く中、陸に近づいていることが確かめられた。水深が次第に浅くなっていたからである。しかし、その分、船が座礁してしまう危険があったので、水夫たちは密かに小舟を下ろし、脱出しようとした。しかし、パウロはそれを許さなかった。


嵐に遭遇して以来、14日間も何も食べていなかったので、全員に食事を摂るように勧めた。そして誰一人、髪の毛一筋も失われることはなく、助かるのだと言った。それから、パウロはみんなの前で感謝して食事をしたのである。そのパウロの姿に心動かされ、恐怖に駆られて喉も通らなかった人たちも、食べ始めたのである。その船はその後、心配したとおり、暗礁に乗り上げ大破するが、全員が泳いであるいは破片につかまって岸辺をめざすことができたのは、食べて体力をつけたからである。


食前の感謝の祈りはあなどれない。それは、力強い証となるのだということを心にとめたい。かつて、家族三人で車に乗り松本に行った時、途中、諏訪インターで食事をした。その際、娘が食前の祈りを短くした。それを見た一人の中年の女性が連れ添った孫に向かって「ほら、この子も神様にお祈りをしてから、ごはんを食べてるよ」と言った。尋ねてみると、その子は教会附属の幼稚園に通っているという。思いがけないところで不思議な出会いと交わりがあった。




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