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詩篇30篇5節

  • 執筆者の写真: Pastor
    Pastor
  • 2025年8月23日
  • 読了時間: 2分

その怒りはただつかのまで、その恵みはいのちのかぎり長いからである。夜はよもすがら泣きかなしんでも、朝と共に喜びが来る。


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日本を代表する臨床心理学者だった故・河合隼雄氏は、「ふたつよいこと さてないものよ」という言葉を遺(のこ)している。良いことは二つと重なって起こることはめったになく、一つ良いことがあれば、悪いこともひとつあるものだということである。だからこそ、その反対のことが言える。即ち、一つ悪いことがあれば、良いこともひとつあるということである。肉親を失うこと、大病をすること、失業すること、災害に遭遇することなど。私たちの人生には打ちのめされるような厳しい試練の中を通ることがある。そのような時に、「人生はそう捨てたものではない。これからきっといいことがあるから、人生を投げ出してはいけない」と励ましてくれる言葉である。


今朝のみことばは、「その怒りはただ束(つか)の間(ま)で、その恵みはいのちのかぎり長いからである」(5節)とある。私たちに降りかかる「神の御怒り」と言われる災いは数少なく、限られた期間であって、私たちの人生の大半は神の恵みに満ちあふれているという。 にもかかわらず、「自分の人生に何もいいことはなかった」と言って自暴自棄になるのは、災いというものが私たちに強く印象づけられるからである。宝くじが当たることが、幸せであるとは限らない。人としての真の幸せは、平凡な生活の中にある。神は私たちの人生を祝福し、恵みに満ちあふれさせて下さっている。それは、退屈そうに見える平凡な生活においてである。信仰の有無を問わず、私たちの人生に神の愛と恵みは満ちている。それは、主イエスが十字架の上で罪の贖(あがな)い、十字架の上で罪の贖いを成し遂げられたからでる。



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