マタイによる福音書16章15-17節
- Pastor

- 2023年6月19日
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そこでイエスは彼らに言われた、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」。シモン・ペテロが答えて言った、「あなたこそ、生ける神の子キリストです」。すると、イエスは彼にむかって言われた、「バルヨナ・シモン、あなたはさいわいである。あなたにこの事をあらわしたのは、血肉ではなく、天にいますわたしの父である。
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ピリポ・カイザリヤは、ヘルモン山のふもとにある異邦の町である。そこで主イエスは何をしようとされたのか。それは、主の知られない処へ行き、外界を遮断して十二弟子たちと共に過ごし、信仰告白に導くことであった。三年にわたって主が弟子たちと寝食を共にしたのは、この信仰告白に導くためである。これまでの主の弟子訓練の集大成である。主は、人々は「わたしは誰だ」と言っているかを尋ねた。「バプテスマのヨハネ」、「エリヤ」、「エレミヤ」・・・・すべてが出尽くした後で、主は弟子たちひとりひとりの顔を見回し、「それでは、わたしを誰と言うか」と尋ねた。ここで、弟子たちが的外れなことを言ったら、これまで主の訓練は水の泡と化す。はりつめた空気を破るように、ペテロは答えて言った。「あなたこそ、生ける神の子キリストです」。すると主は「そのことをあなたに表わし示したのは、あなた自身から出てきたものではなく、天にいます父である」と言われたのである。イエスが生ける神、キリストであることは、私たちが学んで、頭で理解できるものではない。それが「血肉ではなく」という意味である。信仰告白は上より降りてくるもの、すなわち父なる神から与えられるものなのである。






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