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マタイによる福音書5章3節

  • 執筆者の写真: Pastor
    Pastor
  • 2023年4月25日
  • 読了時間: 1分

こころの貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。


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主イエス・キリストの数々の説教がこの5~8章に収められ、これらを「山上の垂訓」と呼んで、一般に知られている。その最初の語り出しの部分である。何とも不思議な響きをもった言葉であり、私たちの心を魅了する。皇太后美智子様に「あなたの愛唱される聖書のみ言葉は何ですか」と、ある牧師が尋ねたとき、迷わず、「こころの貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである」と答えられたという。お母様は敬虔なカトリック信者であり、幼い頃から聖書に親しんでおられた。この山上に集まった人々は、ほとんどがその日の食べ物にも事欠く、貧しい人たちであった。その上、心も貧しければ、もはや救いようがない。しかし、そういう人も幸せになれる。否、そういう人こそ、幸せにならなければならない。そういう人たちのためにこそ、キリストはこの地上に来たのだからと言っておられるのである。「心の貧しさ」は、人間の自己中心性をさしている。他人のことなどかまっていられない、自分のことしか考えられないわれのことである。ちょっとしたことをゆるすことができない心の狭さである。そのような私たちのためにキリストは十字架にかかられたのである。




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