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マルコによる福音書14章38節

  • 執筆者の写真: Pastor
    Pastor
  • 2023年8月2日
  • 読了時間: 2分

誘惑に陥らないように、目をさまして祈っていなさい。心は熱しているが、肉体が弱いのである」。


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最後の晩餐を終えて、主イエスはゲッセマネの園に向かった。祈るためである。このゲッセマネの祈りを終えて、主は十字架への道を突き進んで行ったのである。この祈りは言わば戦場のようなものである。ここで主は、父なる神の御心を確かめ、十字架という苦杯を呑みほすことを決断したのである。十字架の本番よりもこの祈りが最大の戦いの場であったにちがいない。ペテロ、ヤコブ、ヨハネを同行させたのは、少しく離れた場所にいて、祈って支えてほしいと願ったからである。主は「父よ、この苦杯を取り除いてください。しかしわたしの思いではなく、あなたの御心のとおりにしてください」と三度祈った。その都度、三弟子のもとに戻ってくると、彼らは三度とも居眠りをしていた。主は悲しみのあまり死ぬほどだと言われ、うめくように血のにじむような汗を流して祈っておられたのに、彼らは何の支えにもならなかった。そのようにして三度目の祈りを終え、父なる神の御心を確信した。祈りにおいて十字架の苦難にすでに勝利したのである。すると、イスカリオテのユダが先導して剣や棒を持った人々が主を捕らえに来た。ペテロは剣をとって大祭司の僕の耳を切り落としたが、その場しのぎの蛮勇は何の役にも立たず、彼らは恐ろしさのあまり四散してしまったのである。だから、私たちも今そこに迫り来る戦いに備えて、目を覚まし祈るのである。




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