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マルコによる福音書14章72節

  • 執筆者の写真: Pastor
    Pastor
  • 2022年10月25日
  • 読了時間: 2分

するとすぐ、にわとりが二度目に鳴いた。ペテロは、「にわとりが二度鳴く前に、三度わたしを知らないと言うであろう」と言われたイエスの言葉を思い出し、そして思いかえして泣きつづけた。


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主イエスが捕縛された時、すべての弟子が主を見捨てて逃げ去ったのである。ある若者は亜麻布をまとって主のあとについて行ったが、人々が捕まえようとしたので、亜麻布を脱ぎ捨て、裸で逃げ去ったという。この若者はこの福音書の執筆者のマルコ自身であって、マルコはあえて自分の恥ずべき行為を書き記したと言われる。ペテロは一旦逃げ去った後、遠巻き主のあとを追った。「遠巻きに」というのは、いざとなったら逃げ出せるようにという思惑がある。そんな中途半端な追従は、必ずほころびが生じる。名もない女中らに「あなたもイエスの弟子だ」と言われた時に、主の予告のとおり、にわとりが二度鳴く前に三度主を否んだのである。いざという時に、主に従えた人は十二弟子たちのうちにひとりもなかった。だが、イスカリオテのユダも含め、十二弟子を責めることのできる人はひとりもいない。私たちも同じような立場に置かれたら、間違いなく同じようにしたのである。ここからキリスト信仰と福音宣教の歴史が始まる。私たちはただ主の一方的なゆるしとあわれみに救われたものであり、罪深く、当てにならない者を主の働きのために立て、全世界に福音は広められ、今日、私たちもキリストを信じる信仰を受け継いでいるのである。すべては、神がなせるわざである。すべての栄光を主に帰したい。




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