マルコによる福音書15章21-22節
- Pastor

- 2022年10月29日
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更新日:2022年12月3日
そこへ、アレキサンデルとルポスとの父シモンというクレネ人が、郊外からきて通りかかったので、人々はイエスの十字架を無理に負わせた。そしてイエスをゴルゴタ、その意味は、されこうべ、という所に連れて行った。
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ルポスは、パウロが、エペソにおいて母のように世話になった婦人の子(ローマ16:13)ではないかと言われている。このシモンの息子、アレキサンデルとルポスは、諸教会にあってよく知られていた人物であったようである。このことから、この二人の息子は、父であるクレネ人シモンによって信仰に導かれたのであり、シモンの信仰は、思いがけず背負わせられた十字架によって与えられたものではないかと推察される。たまたま通りかかったのにもかかわらず、ローマ兵によって小突かれ、無理やり十字架を背負わされた。とんだ災難と思われたが、ゴルゴタの丘で十字架につけられたキリストの姿を見、「父よ、彼らをゆるしたまえ。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」(ルカ23:34)と祈る祈りの言葉を聞いて、彼は回心したのではないか。
私たちも「なぜこんな目に会わなければならないのか」という、思いがけない苦難をとおして、主と出会うのである。






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