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マルコによる福音書1章40-42節

  • 執筆者の写真: Pastor
    Pastor
  • 2025年6月9日
  • 読了時間: 2分

ひとりの重い皮膚病の人が、イエスのところに願いにきて、ひざまずいて言った、「みこころでしたら、きよめていただけるのですが」。イエスは深くあわれみ、手を伸ばして彼にさわり、「そうしてあげよう、きよくなれ」と言われた。すると、重い皮膚病が直ちに去って、その人はきよくなった。


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この病は人に感染すると恐れられ、一旦感染すれば、共同体から隔離されねばならなかった。だから、人の集まる所に近寄ることは許されることではなかった。それを承知の上で、いやしを求めて主イエスに近づいたこの人は、決死の覚悟で主の前にひざまずき、「御心ならば、きよくしていただけるのですが」と嘆願したのである。それに対して、主はご自身の方から手を伸ばし彼に触った。それを見ていた弟子達らは驚いたにちがいない。「あなたのようなきよいお方が触るものではありません」と、その行為をとどめようとする人もあったのではないか。しかし、この病のために長年身体的にも精神的もつらい苦しい思いをかかえてきたこの人の痛みを身体で負おうと(イザヤ53:4)敢えて触って、「そうしてあげよう、きよくなれ」と命じられた。するとただちにいやされたのである。


「神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいて下さるであろう。」(ヤコブ4:8)


主に近づく前に、石で打たれたかもしれない。しかし、この重い皮膚病を患った人は、恐れずに主に近づいたのである。信仰をもって、主の恵みといやしを求めて近づく者を主は拒まれない。そればかりか、ご自身から近づいてくださって、その願いに応えられ、いやされるのである。



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