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マルコによる福音書4章8節

  • 執筆者の写真: Pastor
    Pastor
  • 2023年8月1日
  • 読了時間: 2分

この女はできる限りの事をしたのだ。すなわち、わたしのからだに油を注いで、あらかじめ葬りの用意をしてくれたのである。


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ひとりの女の人が、非常に高価で純粋なナルドの香油を持って来て、その器をこわし、香油を主のこうべに注いだ。すると、それを見ていた人たちは「なぜ、そんな無駄なことをするのか。三百デナリ以上で売って貧しい人々に施しができたであろうのに」と言って彼女をとがめた。すると、主は「するままにしておきなさい。なぜ困らせるのか。彼女はわたしのために良いことをしてくれたのだ」と言った。この香油は、自分の婚礼のために備えてあったのではないかと言われる。花嫁の装いのために使用するためか、それとも、それを売って婚礼の費用にあてるためか。石膏の器をこわしたのは、惜しむ心を断ち切るため、そしてそのいっさいを主のために使い切りたいという彼女の信仰の現われである。彼女の大胆な行為は、「わたしの葬りの用意のためである」と主は言われた。香油は亡骸に塗るためのものである。この女性はベタニヤのマリヤであると言われている。彼女はいつも誰よりも傍にあって主のみ言葉を聴いた人である。彼女は単に言葉だけでなく、主の語られる表情、声色、息づかいなどから、主の十字架の死とその時を予期していたにちがいない。マリヤは決して行動の人ではなかった。しかし、主の前に静まってみ言葉を聴く人は、ここぞという時に時機にかなって主の御心を行うことができる人である。




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