マルコによる福音書5章24節
- Pastor

- 2023年7月5日
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そこで、イエスは彼と一緒に出かけられた。大ぜいの群衆もイエスに押し迫りながら、ついて行った。
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ガリラヤ湖の向こう岸の地では追放された主が、カペナウムの地では大勢の人々に迎えられ歓迎された。その群衆をかき分けるようにして主の前にひれ伏し嘆願する人があった。会堂司のヤイロである。会堂司は律法の教育がなされたシナゴグを管理する人である。シナゴグは、主を亡き者にしようとたくらむ律法学者、パリサイ人らのホームグラウンドである。彼は明らかに敵陣営の者である。ひれ伏して願ったのは、主と顔をまともに見て頼める者ではないと自覚してのことだった。主はまったく無視することもできただろう。あるいは、「鞍がえして、私の弟子となるなら、願いをかなえてあげないわけでもない」とも言えたであろう。ところが、主の反応はいずれでもなかった。「イエスは彼と一緒に出かけられた」。何も言わず、無条件で彼の願いに応えられたのである。ここに無言の愛を見る。私にとって、もっとも主の愛を感じる聖書箇所である。






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