マルコによる福音書7章21-23節
- Pastor

- 2025年7月10日
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すなわち内部から、人の心の中から、悪い思いが出て来る。不品行、盗み、殺人、姦淫、貪欲、邪悪、欺き、好色、妬み、誹り、高慢、愚痴。これらの悪はすべて内部から出てきて、人をけがすのである」。
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主イエスの弟子たちが手を洗わないで食事をしているのを、パリサイ人と律法学者たちが見て、「なぜ、あなたの弟子たちは、不浄な手で食事をするのか」と主に尋ねた。これは衛生上のことを言っているのではない、宗教的な浄、不浄を言っているのである。これに対して主は言われた、「おおよそ、人の口から入って人を汚すものはない。人を汚すのは人の口から出てくるものである」。「口から出てくるもの」とは私たちの罪である。主はここに罪の本質を語っている。たとえば、私たちの心の中にうごめく憎しみが、抑えきれず口から言葉となってあふれ出て、人をののしる。その言葉が人の心をいたく傷つけ、ののしられた人はさらに燃えさかるような恨みつらみをもって、相手に罵詈雑言を浴びせ、応酬する。そのようにして互いに罪の深みに入ってゆく。この罪と汚れ、終わりなき攻防に終止符を打つことができるのは、主イエス・キリストの他にない。主はあの十字架の上で祈られた。「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのかわからずにいるのです」(ルカ23:34)。怒りがこみ上げてくる時に、あなたの心にきっとこの主の祈りが静かに響いてくる。この主の声をかき消してはならない。この主のとりなしの祈りは心を落ち着かせ、あなたのけがれた心を浄化する。もはや、あなたは罪の奴隷ではない。






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