マルコによる福音書8章29-30節
- Pastor

- 2022年8月29日
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更新日:2022年12月8日
そこでイエスは彼らに尋ねられた、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」。ペテロが答えて言った、「あなたこそキリストです」。するとイエスは、自分のことをだれにも言ってはいけないと、彼らを戒められた。
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主は弟子たちを連れてピリポ・カイザリヤに行かれた。2814メートルで冬と春に冠雪するヘルモン山の麓にある町である。そこで主は弟子たちを信仰告白に導かれた。この信仰告白こそ、三年半、十二弟子と寝食を共にしてきたが、その弟子訓練の集大成であった。彼らを導く場所は、外界をいっさい遮断できる場所でなければならなかった。主は先に「人々は、わたしをだれと言っているか」と尋ねた。そのすべてが出尽くしてから、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」と問われた。借り物ではなく、自分の言葉で信仰の告白をするためである。しばらく沈黙の時間が流れたであろう。その沈黙を破りペテロは「あなたこそキリストです」と答えたのである。主のこれまでの労苦と祈りが応えられる瞬間だった。信仰告白は他人に教えられてするのではなく、ひとり主の前に立ち、聖霊に導かれてするものである。だから、告白したことを他言してはならなかった。「イエスはキリストなんだって」と言っても、それは信仰告白になり得ないからである。






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