ヤコブの手紙1章9-10節
- Pastor

- 2024年11月8日
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低い身分の兄弟は、自分が高くされたことを喜びなさい。また、富んでいる者は、自分が低くされたことを喜ぶがよい。富んでいる者は、草花のように過ぎ去るからである。
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聖書神学舎で長年教鞭をとられた今は亡き島田福安先生は、福音主義神学会の重鎮だった人であるが、晩年、前任の教会によくおいでくださってわかりやすい神学講座を開いてくださった。同先生が米国に留学していた時、日曜日は大学に近い教会の礼拝に出席していた。ある日曜、隣席に高齢の男性がおり、「私が聖書を開きましょう」と言って、説教中、幾度も聖書を開く手伝いをした。その老人は深々と頭をさげ礼を言ったという。後でわかったことは、その老人こそ、日本でもよく知られていた聖書学者ハーレイ博士だったという。島田先生はなんて差し出がましいことをしてしまったことかと悔いたそうだが、私が思うに、ハーレイ博士はそうされて嬉しかったのではないか。日本からやって来て神学を学び本国に帰って、これからの日本の宣教を担う人たちを育てる働きに就こうとする島田先生に、心の中でエールを送っていたのではないかと想像したのである。
教会は年齢や性別にかかわらず、さらには地位や役職にとらわれず、互いに支え合い助け合う。隔てがなく、互いに親切し、互いに親切にされる。そのようにして、キリストにあって一つであることが感じられる教会でありたい。






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