ヨハネによる福音書2章5節
- Pastor

- 2023年10月30日
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母は僕たちに言った、「このかたが、あなたがたに言いつけることは、なんでもして下さい」。
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主イエスは、カナの婚礼に招かれた。イエスの母マリヤは裏方で手伝いにあたっていた。その婚宴のたけなわに肝心のぶどう酒が切れてしまった。マリヤはすぐさまイエスのところに行って「ぶどう酒がなくなりました」と告げた(ヨハネ2:3)。もちろん援助を求めてのことである。それに対するイエスの答えは、人間的に見れば冷ややかなものだった。「婦人よ、あなたは、わたしと、何の係わりがありますか。わたしの時は、まだ来ていません」(ヨハネ2:4)。この発言にはきわめて大切な意味がある。イエスがヨハネから受けた洗礼は、「メシヤの就任式」と言われるように、受洗後は、イエスはキリストとしての公生涯に入られたのである。マリヤとイエスの関係はもはや親と子の関係ではない。彼女に求められる姿勢は、信仰者が神に願い求める姿勢である。霊的に聡明なマリヤはそのことをすぐに悟って、「この方が、あなたがたに言いつけることは、何でもしてください」(ヨハネ2:5)と僕たちに言ったのである。そのマリヤの適切な指示によって、僕たちは主の言われることに聴き従い、最初にこのカナの村で救い主をとおして神のみわざがなされ、神の栄光が現わされたのである。私たちも主の言われることは何でも従わせていただきたい。そうすれば、神の栄光を拝する。






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