ヨハネによる福音書4章4節
- Pastor

- 2023年11月10日
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しかし、イエスはサマリヤを通過しなければならなかった。
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この時、主イエスは、ユダヤからガリラヤに行こうとしていた。その移動にあたって「サマリヤを通過しなければならなかった」とある。地図を見れば一目瞭然、ユダヤからサマリヤを通過してガリラヤに入る。ところが、当時、ユダヤ人は、サマリヤは通らなかった。一旦ヨルダン川の東側の地、ベレア、デカポリスを通ってガリラヤに行くのである。なぜなら、ユダヤ人はサマリヤ人を汚れた民と見なして交流しなかったからである。もともとはイスラエルというひとつ民族であったが、ソロモン王以後、南北に分裂し、北王国はサマリヤ(イスラエル)、南王国はユダヤ(ユダ)と呼ばれ、北王国は早くから偶像礼拝に手を染め、そのためアッスリヤに国は滅ぼされ、アッスリヤによって他民族と雑婚し民族的な純潔を失ったからである。にもかかわらず、サマリヤを通過しなければならなかったのは、4:1、2を読むと、不穏な空気があって、主は律法学者、パリサイ人より命を狙われており、サマリヤに身を潜めるためと考えられる。しかし、それよりも有力な理由は、この後に登場するひとりのサマリヤの女と出会うためである。ひとりの人を求めて、主はあえてサマリヤを通られたのである。
人の子(救い主)が来たのは、失われたものを尋ね出して救うためである。
ルカ19:10






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