ヨハネによる福音書8章10-11節
- Pastor

- 2022年2月4日
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そこでイエスは身を起して女に言われた、
「女よ、みんなはどこにいるか。あなたを罰する者はなかったのか」。
女は言った、
「主よ、だれもございません」。
イエスは言われた、
「わたしもあなたを罰しない。お帰りなさい。今後はもう罪を犯さないように」。
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前夜はオリブ山で野宿されたのであろうか。主イエスは、つとめて神の宮に入られた。
すると、どこからともなく人が集まって来て、主の語られる言葉に聴き入っていた。
ところが突然、その静けさを破って男の怒号と女の悲鳴の声が神の宮に響き渡った。律法学者たちが、姦淫の現場で捕らえた女を主の前に突き出したのである。
彼らは言った。「先生、この女は姦淫の現場で捕らえられた。モーセの律法によれば、石で打ち殺せとあるが、あなたはどうなさいますか」。主を試し、訴える口実を得るためである。
しかし、主は身をかがめ、指で地面に何か書いておられた。彼らはしつこく問い続けたので、主は身を起して言われた。「あなたがたの中で罪のない者が、まずこの女に石を投げつけるがよい」。そしてまた、身をかがめて地面に物を書きつづけられた。
すると、年長者から始めてひとりびとり出て行き、誰もいなくなった。
主は身を起して女に言われた。「女よ、みんなはどこにいるか。あなたを罰する者はなかったのか」。女は言った。「主よ、だれもございません」。主は言われた。「わたしもあなたを罰しない。お帰りなさい。今後はもう罪を犯さないように」。
彼女の罪はうやむやにされたわけではない。後に主は、あの十字架の上で彼女の罪を負ったのである。主の赦しの愛に触れて、彼女は同じあやまちを繰り返すことはなかった。「命の光」(12節)をいただいたからである。






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