ルカによる福音書12章6-7節
- Pastor

- 2023年9月1日
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五羽のすずめは二アサリオンで売られているではないか。しかも、その一羽も神のみまえで忘れられてはいない。その上、あなたがたの頭の毛までも、みな数えられている。恐れることはない。あなたがたは多くのすずめよりも、まさった者である。
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マタイ10:29には、「二羽のすずめは一アサリオンで売られている」とある。商売上、二アサリオンを払えば、一羽はおまけでついてくるのである。そんな一羽のすずめも神の御前で忘れられてはいないという。マタイ伝には「父なる神の許しなしに地に落ちることはない」とある。ましてや、その多くすずめよりも優ったものである人間、私たちひとりひとりが無下に命を落としたり、見捨てられたりすることはないというのである。
すずめはありきたりの小鳥ではあるが、最近、数が少なくなったのではないかと思うほどにあまり見なくなった。だからであろうか、久しぶりにすずめを見た時は、その「チュンチュン」というさえずりやこきざみに動くその姿が、なんとも愛らしくほほえましいものであった。そのすずめよりも自分がはるかに優ったものだと言われることが、私には、何かすずめに申し訳ないと思ってしまう。われわれ人間のような強欲さがなく、慎ましく生きながら、早朝には、あの愛らしいさえずりでわれわれにすがすがしい朝の訪れを告げてくれるすずめの方が、自分よりもはるかに優ったものだと思えるからである。






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