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ルカによる福音書15章13節

  • 執筆者の写真: Pastor
    Pastor
  • 2023年9月11日
  • 読了時間: 2分

それから幾日もたたないうちに、弟は自分のものを全部とりまとめて遠い所へ行き、そこで放蕩に身を持ちくずして財産を使い果した。


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広大な農園を営む主人に二人の息子があった。ある日、次男が父に言った、『お父さん、あなたの財産の内で僕が相続する分を分けてください』。父はそれに応じて金を渡した。当時、相続は次のようになされた。家を継ぐ長男の相続分は全財産の三分の二、残りの三分の一を次男以下の兄弟で等分にする。この場合、二人兄弟であったから、弟は三分の一を受け取ったということである。弟は何故このようなことをしたのか?家を継ぐわけではない。ここにとどまっていてもつまらない。相続分を元手に事業か商売をして成功し、故郷に錦を飾る。そんな野心があったのではないか。彼は遠くへ旅立った。ところが、お金で苦労したことのない、世間知らずの弟は放蕩に身を持ち崩し、大金を湯水のように使い果たした。


この寛大なというか、甘やかしとも言えそうな父は、神をあらわしている。この弟息子はまぎれもなく、私たちのことをさしている。人はだれもが、「遠い所へ旅立った」のである。神の手の届かないところへ、神にあれこれ指図されたくない、自分は自分の思うように生きたい。「マイ・ウェイ」と言えば、かっこいいが、ひたすら自分を求め、自己中心に生きることである。この生き方は必ず行きづまる。人は独りでは生きられないからである。


主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」。

創世記3:9




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