ルカによる福音書15章5-7節
- Pastor

- 2023年9月8日
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「あなたがたのうちに、百匹の羊を持っている者がいたとする。その一匹がいなくなったら、九十九匹を野原に残しておいて、いなくなった一匹を見つけるまでは捜し歩かないであろうか。そして見つけたら、喜んでそれを自分の肩に乗せ、家に帰ってきて友人や隣り人を呼び集め、『わたしと一緒に喜んでください。いなくなった羊を見つけましたから』と言うであろう。よく聞きなさい。それと同じように、罪人がひとりでも悔い改めるなら、悔改めを必要としない九十九人の正しい人のためにもまさる大きいよろこびが、天にあるであろう。
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主イエスの語られたたとえの中で、きわめて美しいたとえである。
中学の時、いつも決まって問題を起こすクラスメートがいた。修学旅行は北海道大学だった。札幌の大通公園でフリータイムがあった。時計塔の数字が「17:00」を表示したら、ここを出発すると言われ、生徒らはそれぞれ散って行った。17時になり、バスに約2百名の生徒が乗車し、いざ出発しようとした時、1名足らない。問題の男子生徒である。彼ひとりのために30分出発が遅れた。
「いなくなった羊」もそんな問題児だったのではないか。「あいつがいなければ」、そんな声が飛び交う。主は、失われたそんな一人をなんとしても見いだすために、「99匹の羊」と言われる、聞き分けのいい人々を放置して、見つけるまで捜しつづけるというのである。「必ず見つけ出すのだ」、「誰一人失われてはならない」という強い意志に、主のどこまでも深く、広やかな愛を感じる。






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