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ルツ記1章1節

  • 執筆者の写真: Pastor
    Pastor
  • 2022年5月6日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年3月15日

さばきづかさが世を治めているころ、国に飢きんがあったので、ひとりの人がその妻とふたりの男の子を連れてユダのベツレヘムを去り、モアブの地へ行ってそこに滞在した。


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王制が敷かれる前の士師の時代の頃のことである。イスラエルの国が飢饉に見舞われ、エリメレクは妻ナオミを伴い、ふたりの男の子、マロンとキリオンを連れてベツレヘムを去り、食糧を求めモアブの地に身を寄せた。エリメレク一家はそこに根を下ろし、ふたりの息子も成人して、それぞれ地元モアブの女、オルパとルツと結ばれた。ところが、ナオミは夫エリメレクに先立たれ、モアブ定住十年して、ふたりの息子も相次いで亡くなった。そんな折、故郷ベツレヘムは飢饉から立ち直ったことを知り、ナオミは、二人の嫁を連れてベツレヘムに帰郷する決意をしたのである。

夫を失い、さらにふたりの息子をも失って、ふたりの異邦人の嫁がいるだけで、孫も与えられることがなかった。災いが下さり、神に見捨てられたと思わざるを得ない境遇だった。ナオミがベツレヘムに帰った時、財を失い、夫も息子らも失って、旧くからの友人に「わたしをナオミ(楽しみ)と呼ばずに、マラ(苦しみ)と呼んでください」(ルツ1:20)と言っている。ナオミは確かに何もかも失ったが、新たに得たものがあった。それはルツである。二人の信仰と祈りがひとつに結び合わされた時、嘆きは喜びへと変えられて行ったのである。


主にあがなわれた者は帰ってきて、その頭に、とこしえの喜びをいただき、歌うたいつつ、シオンに来る。彼らは楽しみと喜びとを得、悲しみと嘆きとは逃げ去る。

イザヤ35:10





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