top of page

ルツ記1章20節

  • 執筆者の写真: Pastor
    Pastor
  • 2022年5月12日
  • 読了時間: 1分

更新日:2023年3月9日

ナオミは彼らに言った、「わたしをナオミ(楽しみ)と呼ばずに、マラ(苦しみ)と呼んでください。なぜなら全能者がわたしをひどく苦しめられたからです。


*******

 

おおよそ10年ぶりの帰郷だった。しかも、飢饉によって故郷を捨てるようにして異邦の地に避難し、異邦人の嫁を連れ帰ったのである。忘れられているか、覚えられていても白眼視されてもおかしくなかった。ところが、町中の人たちがナオミとルツを取り囲み、「ナオミさんかね」、「よくぞ帰って来てくれた」と言って歓迎した。彼女が旧き良き友人を多く持ち、いかに愛され信頼されていたかがわかる。異邦人であるルツもベツレヘムの人々に受け入れられるかどうか、不安だっただろうが、ナオミと一緒に取り囲まれて温かく迎えられ、嬉しくもあり安心したことだろう。

上掲の聖句は、ナオミが率直な思いを語った言葉であるが、いかにもナオミらしい。故郷を出立する前は裕福だったが、モアブに行き、何もかも失い、夫と二人の息子も失って、「もはやナオミ(喜び、楽しみ、甘美、愛らしさなどの意)ではなく、マラ(苦味、苦しみ)である」と、自分のことをあからさまに語った。虚勢を張らずにありのままの自分を認めてゼロからのスタートに挑む。主が祝福してくださるにちがいない。





コメント


bottom of page