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ルツ記4章7節

  • 執筆者の写真: Pastor
    Pastor
  • 2022年5月20日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年3月15日

むかしイスラエルでは、物をあがなう事と、権利の譲渡について、万事を決定する時のならわしはこうであった。すなわち、その人は、自分のくつを脱いで、相手の人に渡した。これがイスラエルでの証明の方法であった。


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ナオミの夫エリメレクの家を再興するために、彼の土地(畑地)を買い戻し、マロンの未亡人であったルツを妻として迎えることを、ボアズは心に決めていた。しかし、エリメレクにもっとも近い親族をさておいて、「ゴーエール」(贖う者)の役目を行使することはできなかった。そこで、ボアズは町の門の前に坐り、その親族が通りかかるのを待った。彼が通りかかったので彼を呼び寄せ、証人として十人の長老を集めて、聖書の律法に基づき「誰が贖うのか」という裁判を始めたのである。エリメレクの家にもっとも近い親族は、この買い戻しの話をすると、喜んでその役を引き受けようと言った。ところが、エリメレクの息子の未亡人を妻に迎え入れて、エリメレクの家を再興するという話を聞くと、それは他の人の嗣業を回復させはしても、自分の得にはならないことなので、彼はその権利を放棄し、ボアズに譲ることを認めたのである。その権限を譲渡した証拠として、昔の慣わしに従い、最も近い近親者はボアズに自分のはいている靴を渡したのである。

名もなき異邦人の女であるルツの信仰と従順が、ボアズというひとりの人を立て、目に見える損得にとらわれずにエリメレクの家を再興し、救い主の家系をつないだのである。





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