ローマ人への手紙8章32節
- 舟喜ふみ師

- 2025年5月6日
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更新日:2025年6月4日
舟喜ふみ牧師の証詞(1)
私たちすべてのために ご自分の御子をさえ惜しまずに
死に渡された方が どうして御子と一緒にすべてのものを
私たちに恵んでくださらないことがありましょうか
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戦争のために 私たちはいろいろなことを経験しました
私たちの家には 子どもが男五人女一人で ちょうど適齢期の子どもが幾人もおりまして男の子であればみんな 戦争に出さなければならなかったのです
子どもを戦争に出すということは 親でなければ わからない苦しみです
元気で健康であっても 戦争に出せば いつ死んでしまうかわかりません
これが今生の別れだと思うと 胸がいっぱいになります
戦争は決して良いことではありませんし 神様もお喜びになりません
そんな事のために 子どもの命を失わせてしまうということは なんと無念なことでありましょうか
その時は 潔く送り出しましても 後は ただただ祈るだけの毎日でありました
祈ることだけが あの時の私の力でした
神が 御ひとり子を賜わった父なる神の何分の一かしれませんが そのお気持ちがわかるような気がいたします
御ひとり子を賜わるほどに 私たちを愛してくださった神が 御子のみならず すべてのものをくださらないことがありましょうか とありますが わが子という、一番大切なものを出してしまえば 後は何を出したとしても 惜しいとは思わなくなるというのは 子を持つ親としてわかるように思えるのです
私の長男が 豊橋の士官学校へ行っておりました時に いよいよ南方の戦線へ行くということになり 電報を打ってきました
私はそれを受け取り 豊橋まで会いに行くことにしたのです (つづく)






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