創世記12章1-2節
- Pastor

- 2023年5月1日
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時に主はアブラムに言われた、「あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい。わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう」。
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アブラハム(「アブラム」は、後に神より「アブラハム」と呼ばれた)はメソポタミアのウルの出身である。その当時、ウルには図書館があったという。文明のきわめて栄えていた都市である。一方、神の約束の地カナンは、ウルに比べるなら未開の地に等しい。ウルからハランを経由してカナンにたどり着くのであるが、おおざっぱに直線で測っても千数百キロに及ぶ。当時、そのような距離にあれば下見は不可能である。二度と会うことはないという覚悟で親族と別れ、旅立つにあたって多くの財や家、土地を手放さなければならなかった。アブラハムはただ、主なる神の声に聴き従い、出立したのである。
神はその約束の地で、未だ子どももいなかったのに、子孫を増やし大いなる国民とし、祝福するとは、土地を得させ、経済的も繁栄させるというものであったろう。アブラハムの名は広く知られるようになり、大いなる名とするという。このような祝福は神が与える祝福であって、人が与える祝福とは大きく異なる。「あなたは祝福の基となるであろう」という。アブラハムとその一族にとどまらず、湧き出る泉のように、その周囲の人々を潤し、さらには全世界の人々に及ぶ祝福であった。






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