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箴言27章5-6節

  • 執筆者の写真: Pastor
    Pastor
  • 2025年3月13日
  • 読了時間: 1分

あからさまに戒めるのは、ひそかに愛するのにまさる。愛する者が傷つけるのは、まことからであり、あだの口づけするのは偽りからである。


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「ひそかに愛する愛」は美しい。『シラノ・ド・ベルジュラック』という戯曲がある。シラノはすぐれた剣術家であり、文筆家だった。彼は従妹のロクサーヌに恋したが、鼻が大きいというコンプレックスがあって打ち明けられない。ロクサーヌの最愛の人は彼ではなく、同じガスコン青年隊(フランス軍)のクリスチャンという若者だった。ハンサムだったが凡庸な人だった。ロクサーヌの幸せのために、シラノは、その青年になり代わって、修辞にすぐれた美しい手紙を書き続ける。シラノは最後まで愛を打ち明けることなく息を引き取る。彼の死後、ロクサーヌは、あの手紙を書いていたのはシラノであり、どんなにか彼女愛していたかを知る。


箴言は私たちに言う。ひそかな愛にまさる愛は、「あからさまに戒める愛」であると。学生時代、物静かなクリスチャンの友人がいた。ある時、彼は私の非をはっきりと指摘してくれた。私のために祈ってくれてのことだった。祈りの中で愛は育てられる。あからさまに戒める愛にまさる愛はない。




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