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ローマ人への手紙13章1節

  • 執筆者の写真: Pastor
    Pastor
  • 2024年7月27日
  • 読了時間: 2分

すべての人は、上に立つ権威に従うべきである。なぜなら、神によらない権威はなく、おおよそ存在している権威は、すべて神によって立てられたものだからである。


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「すべての人は、上に立つ権威に従うべきである」というこのみ言葉に大いに反発を感じる人があるだろう。西欧の歴史においては、この聖書の言葉を絶対王政の王権神授説の根拠とし、大いに誤解を生んできた。しかしながら、今日の民主政治において、われわれキリスト者は上に立てられた人を批判するばかりでなく、正しい執政がなされるように為政者のために祈らなければならない。上に立てられた人は、公益に反しないように働く神の僕である。だから私欲のない、善良な人でなければない。首相であれば国民のために、牧師であれば教会の信徒のために、自分の利害や都合をさておいて、そのすべての人のために一番良いことをする、そのためにためらわない、熱心であることが求められる。それ故、キリスト者は義務を辛うじて果しているということではなく、良心にしたがって国と同胞のためにもっとも良きことをなし、その責任を果すべきである。


また、国家が間違った道に進み、上に立つ者に逸脱する行為に陥った場合には、キリスト者は、神に与えられた良心をもってその間違いを正す勇気と信仰を持たなければならない。キリスト者は国家のために、とりなし祈る祭司の務めとあやまちを正す預言者の役割とを担う者である。




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