ローマ人への手紙4章18節
- Pastor

- 2024年6月14日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年9月14日
彼は望み得ないのに、なおも望みつつ信じた。そのために、「あなたの子孫はこうなるであろう」と言われているとおり、多くの国民の父となったのである。
*******
望み得ないのに、なぜ、なおも望むことができるのかと、理屈からすれば、そう思ってしまう。しかしこの言葉には、聖書の言う「信仰」というものが如何なるものか、如実に表わされている。望み得ることを望んだところで、そこに神を期待し、神により頼むという必要があるだろうか。
アブラハムは、古代の時代に、当時、図書館があったというメソポタミアのウルという文明都市で生活をしていた。そこから未開の地カナンという、千キロをはるかに超えるような地へ行くように神に命じられ、彼はそこへ向かって旅をし、そこにたどりついて生活を始めた。しかもアブラハム夫婦には子どもがなかった。すでに75歳を超えており、見知らぬ地に来て、親しい人に看取られることなく、そのまま朽ち果ててしまうのか。そんなむなしい思いに駆られかねない中で、神はアブラハムを真夜中に外に連れ出し、夜空を見上げさせておっしゃった。「あの空の星のように、あなたに数えきれない子孫を与えよう」と。
この時である。アブラハムは、望み得ないのに、望みつつ信じたのである。この彼の心に起こされた信仰によって、彼は全世界の人が救われ神の祝福を受ける「祝福の基」とされたのである。






コメント